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AE86

おはようございます♪


まずは前日の続きでC35ローレルの作業を。


イグニッションコイルの電源にリレー回路を製作して組み込みです(^^)

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元気良くエンジンが掛かるようになりました~♪



お次はエンジン不調で入庫のAE86のトラブルシューティングを!!

昨年、台風後にエンジンが不調になったらしくオーナーさんが自分で見られていましたが

どうにも原因が分からないと言う事で入庫しました。

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4番だけがインジェクターのカプラーを抜いても反応しないからと電気配線を疑って

配線をバラバラにしたこの状態で入庫です。


その時に水がスロットルに入ったというのを聞いていたのでまずは圧縮の測定から!!

ハイッ、4気筒共に同じぐらいの数字で問題なし!!


念の為、プラグを中古ですが別のに交換してエンジン始動。


う~ん・・・・現状、全く仕事してない訳じゃなくエキマニも熱くなるし、インジェクターのカプラーを

抜いたら他の気筒に比べて反応は薄いもののエンジンの回転に変化はあります。


で、エンジンの回転を上げると結構調子良い!!

低回転のみでの不調で・・・しかもたまにバックファイアーしてバタフライの隙間から火が見えます。

エアーを吸ってる音も大きい様な気もします。


4バルブエンジンに4スロを組み込んだ場合、5バルブ純正で付いているISCV

(アイドルをコントロールしているバルブ)やエアーを供給する通路が無くなります。

で、どうやってアイドリングさすかと言うと、バタフライのストッパーを突き込んで

メイン通路を開けてアイドリング回転を調整するか、バイパスバルブのネジを緩めて

バイパスエアーによってアイドリングさすか・・・・。


僕が4スロを組む場合は前者の方法で行います。

後者の場合は、細い通路に大量のエアーを通す事になり、二次エアーを吸ってるような

シュッシュッシュッって音が結構な音量で出るので格好悪くて嫌だな~と(笑)


ただ、前者の場合はデメリットもあり、ハイカム車は特になんですが燃焼ガスの吹き返しにより

徐々にカーボンが堆積する事でバタフライの隙間が少なくなりアイドリングが下がってきます。

なので定期的にスロットル周りの掃除をしないといけないのです。


で・・・・今回の車は後者の方法でアイドリングしてるのかな?って感じの音が出てたので

あれでも二次エアー吸ってないかな~???と疑ってインマニ周りを確認してると

ビンゴ!!!!!!

インマニの各気筒に負圧取出しのニップルが付いていてシリコンホースを折ってメクラにしてたみたいです。

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それが4番は・・・・

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ハイッ!むき出しでガンガンエアーを吸ってました!!


オーナーさんが台風の後にスロットルに溜まった水の処理作業をした時か何かの拍子に

取れたのでしょう。



今回のローレルの作業と同じですね~!!

ローレルの場合は僕が作業したタイミングベルト交換後にエンジンが掛からなくなったので

その作業の何処かに問題があると考えました。

このAE86は台風後に調子が悪くなったので水に関係した部分かな?とオーナーさんも

予想したみたいで電気系統を疑っていました。


何かのタイミングが重なるとソレが要因だと勘違いしてしまいますね~(>_<)


先入観で物事を考えるのではなく広い視野で考えていかないといけないな~と

改めて勉強になりました!!





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tag : AE86

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